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イチモンジタナゴ

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「一文字」という名前に『かっくえぇ~わぁ~!!』と、それだけの理由で必死に追っていた魚。イチモンジタナゴです。(笑)
水槽が暗め、泳ぐの速いわで、これがけっこう苦労して撮影したわけですよ!!

インパクトのある魚ですが、もうひとつインパクトのある話題として、すっごくレアな魚でもあるんです。
一応北海道や九州南部を除けばほぼ全国的に分布している魚なのですが、
本種が生息している水系は極めて珍しいとさえ言われています。
早い話があれです。環境破壊です!
開発による生息地の減少や外来種からの捕食されたり競合争いに負けたりと。
また、観賞魚用に乱獲が進んだこともあげられます。

滋賀県では「指定希少野生動植物種」により捕獲が禁止されているのですが、
やはり希少性から産地を偽るなどして販売する事件も起こっています。
かんちょとしても生き物を飼うことは悪いことではなく、身近に置くことで知っていけることもたくさんあるので、
むしろ生き物を飼ってみることはおおいにいいことだと思っております。
また、そういう人たちのために、或いはそれを生活の糧として稼いでいくこともアリだと思います。
が、命を利用して設けの種にするのはけしからんですよ?

・・・っとは言っても、この手の問題は難しいですよね。
じゃあ、魚をブランド化して売っていくことも似たような話でないの?
と言われるかもしれない。

実際問題、ブランド化して受け入れられると、その魚ばかり一辺倒に獲られていったりね…。
もちろん資源確保をしているところもありますが。
しかし、需要に対してあまりに供給が追いつかず、こっそり他所から賄われているなんて話もザラにあるわけで、
こういう傾向は正直かんちょの好むところではありません。
ま、それ以前に産地表記に関してもうちょっと何とかしようよって思うのですが~(笑)


話が脱線してしまいましたが…
愛知県ではまだまだ彼らが生息していける水系が他所より充実しているので、
このまま我が郷土、愛知もそんな環境を守り続けて欲しいものです。
by argon-l | 2010-12-07 06:52 | 赤塚山公園ぎょぎょランド

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


by argon-l