タイワンガザミ
2006年 02月 13日
ガザミ科のカニが続きます。今日はタイワンガザミです。
日本では北は山形県、南は島根県や九州地方など、幅広い地域で見られます。
また、昨今減少傾向にあるガザミの仲間でもこのタイワンガザミは比較的目立つ存在のようです。
ガザミの仲間でも大型なカニで、また殻が柔らかく身の量もあり、その上殻が柔らかいため大変食べやすく美味しいカニだそうです。
また、内子とミソはとても甘く絶品だそうだ。
タイワンガザミはオスとメスで体色が異なり、オスは鮮やかな青色をしているのに対し、
メスは地味な色合いで、写真の様な色をしています。
おそらく写真はメスのタイワンガザミでしょう。
名前はタイワンガザミと言うものの、昨日のチチュウカイミドリガニの様に外来種と言うわけではなく、昔から日本にいたカニです。
台湾などで大変よく見られると言うことからその名が由来しているのでしょうか?
【写真】 タイワンガザミ
【場所】 浜名湖体験学習施設 ウォット