人気ブログランキング | 話題のタグを見る

水族館の楽しみ方

水族館の楽しみ方_a0012103_21534878.jpg

水族館の楽しみ方って人それぞれありますよね。
大水槽の前で優雅に泳ぐ魚たちをただぼーっと眺めるのが好きな人。
元気に跳び回るイルカたちを見るのが好きな人。
皆さんはどんな楽しみ方をするのが好きですか?
かんちょの楽しみ方と言えば専らその生き物たちと1対1で向き合うことです。
だからこそ「水族館ふりーく」と言う名前がつきながらも、個体個体の写真ばかりを扱っているわけで、
これがかんちょの水族館の楽しみ方なんだ!っと言う感じでやっています。
時に個体全体を見るのではなく、部分的に見ることでまた違った味わい深い見え方のする生き物もいます。
さて、上の写真は何だと思いますか?
何かのお花みたいにも見えますよね?

実はこれ、かんちょが夢中になって撮っている横ではおねーちゃんが「なにこれー?きもーい!」なんて言ってたわけです。
いえね、人が夢中になってる横でそういう発言は失礼だろー!なんて思ったりもするわけですが、
でも、ある意味気持ち悪い生き物だと感じながらもその個体をちゃんと観察しているのだなっとちょっと嬉しくもありました。




水族館の楽しみ方_a0012103_2154863.jpg

1枚目の写真の全体像がこれ、サカサクラゲです。
かんちょ的に言わせれば別にグロテスクでもなければ気持ち悪い生き物でもないのになぁ~
っと思うのですが、見る人が見ればやはり気持ち悪い生き物のようです。
しかし、気持ち悪いって言ってた人も、1枚目の写真を見てくれたらばきっと「きれ~い!!」なんて言ってくれたのではないでしょうか?

人間でも同じことが言えると思います。
初対面での印象は最悪で、「アイツ感じ悪い!」なんて思っていても、打ち解けてみると意外にいいヤツだった…
そんなことはザラにあることだと思います。
これは万人万物共通して言えることだと思うんです。
偏見で物を語っちゃいけない。
見方を変えること、相手をよく知ること、人間に対しても、生き物に対しても、地球にあるありとあらゆる物や出来事、
全て視点を変えて見ることで世の中随分面白いものだと気付くと思います。
かんちょにとって水族館とはそういうことを教えてくれる、気付かせてくれる場でもあります。

水族館の楽しみ方_a0012103_21542756.jpg

このコはエダアシクラゲと言うクラゲです。
同じクラゲでも先に紹介したサカサクラゲとはまた全然趣が違いますよね?
サカサクラゲは直径10cmくらいにまで成長しますが、このエダアシクラゲはなんと直径3mm程度です。
こんな小さくとも生命と言うのは宿っていて、そして海の中流されない様海藻などに付着器を使ってくっついています。
意識しなければ気付きもしない様なこんな小さな命でも一生懸命生きているのだなと。
人間は命と言うものを粗末に扱ってしまいます。
自ら投げ出してしまったり、人に手をかけてしまったり、争いあったり…
もちろん、海の中にいる生き物だって他者の命を奪います。
でも、それは自分が生き抜くためであり、自分の命を簡単に投げ出したりしません。
だからこそ儚くもあり、輝いても見えるのです。
生きるということは常に死と言うものと隣り合わせでもあります。
だから自分の限られた時間と言うものを大切に、より自分が輝ける人生を送りませんか?
by argon-l | 2006-04-04 21:55 | 碧南海浜水族館

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


by argon-l