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海の植物?

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海の中のまるでイチゴの様な可愛らしく美しいピンク色をしているウミイチゴ
『海の中の植物?』
っと思ってしまいそうですが、これは列記とした動物です。

ウミイチゴはサンゴの仲間にあたりますが、皆さんはサンゴとはどんな動物かご存知でしょうか?
一見動いたりしなさそうなので、植物って思ってしまいそうですが、
サンゴとはイソギンチャクやクラゲたちと近い生き物にあたり、刺胞動物と言うグループに属します。
サンゴとはポリプと呼ばれるサンゴ虫が群体を作った姿なのです。
小さな生き物がたくさん集まっている姿と言えばわかりやすいでしょうか?
つまりは動物なのです。

このウミイチゴもサンゴの仲間にあたり、表面には薄く白い部分が多数見られますが、
これがウミイチゴの正体、ウミイチゴのポリプ(サンゴ虫)です。
サンゴたちは流れてくるプランクトンをエサとしています。
流れてくるプランクトンがないときや、空腹が満たされている時はポリプを閉じる、
つまりポリプは隠れている状態なのです。
写真のウミイチゴは白い部分がほとんど見えないので、大半がお腹が空いてないってことなのでしょうかね?
綺麗なイチゴがたくさんなっているみたいで見る目をとても和ませてくれます。(´▽`)


海の植物?_a0012103_21281432.jpg

一方こちらはウミキノコ
ウミキノコもサンゴの仲間です。
こちらはウミイチゴの様にエサを捕食するわけではなく、共生する藻類からエネルギーをもらっています。
つまりはウミイチゴよりも光を必要とすると言っても過言ではなく、
藻類たちが光合成を行えないとエネルギーを摂取することができません。
しかし光さえあれば比較的丈夫なサンゴと言ってもいいようです。
ポリプを広げるとまるでお花の様に広がりイソギンチャクの様にも見えるとのことです。
ウミキノコと言う名前だけあって、色は茶褐色をしていることが多く、
ホント、まるで海の中のキノコのよう。(´▽`)


海の中ってこんなお花畑の様な世界も広がっているわけですねぇ~。
美しい海をいつまでも保っていけるように、みなさん海を大切にしていきましょうね。
by argon-l | 2006-05-31 21:31 | 志摩マリンランド

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


by argon-l