猛毒でっす!
2006年 10月 23日
体調わずか20cmながらも強烈な毒を持ったフグです。
この魚を食べると北枕に寝かされるというところからキタマクラと呼ばれるようになったそうです。
ただ、猛毒と言っても皮膚に強い毒を持ち、肝臓と腸に弱毒があり、
残った部位は無毒なので名前からすると言うほどの毒を持ってないんじゃないかとよく言われます。
また、他の猛毒を持つフグと比較した場合でももっと強い毒を持ったフグもいるので、
発見されたタイミングとかに関係しているんでしょうかね?
さて、不本意にもこんな縁起でもない名前をつけられてしまったキタマクラくん、
色合いも地味な色をしておりますが、けっこう可愛らしい顔をしております。
また、フグとしても小型なフグで泳ぐ姿はけっこうグッとくるものがあります。
それにしても人間は何故これほど危険を犯してまでフグを食べるようになったんでしょうね?
ずっと昔はフグを食べて大勢命を落としたんじゃないかと思います。
初めて食べた人は腸を食べて命を落とし、次に食べた人が
『フグってのはな、腸を食べたらいけないんだ!』
っと、違う種類のフグの皮膚を食べて命を落として…
そんな堂々巡りをしていたんじゃないかと思います。(かんちょの想像の世界)
そして今日ではわざと致死量に至らないだけの毒を食べて
『この痺れる感じがたまらん!!』
っと、戦いを挑む方たちもいます。(真似しないでくださいね)
お魚さんたちは自衛のために毒を持った魚が多いです。
ことフグに関しては種類によって違う部位に毒を持っていたり、
その毒の強さに関しても弱かったり強かったりしてバラバラです。
どうせ毒を持つなら「全身是凶器」って感じで身体中猛毒を持てばよかったのにね。
っとか思っちゃいます。
そうすれば外敵からの危険もかなり減ったろうに…
毒を持ったフグさんたち。
フグはよく共食いする光景も見られます。
ところで、フグは同じ仲間の毒を持った部位を食べても平気なんでしょうか???
フグは知らないことがいっぱいです。
どなたかかんちょにこんな疑問の数々を教えてください~