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クマエビ

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皆さんはクルマエビはよくご存知かと思いますが、今日はそのクルマエビの仲間であるクマエビです。
アシアカエビという名前でよく流通しているのをみかけます。
実はかんちょの馴染みの店でも最近このクマエビをしばしば入れていて、
やはりアシアカエビという名前で出されていました。
その時にアシアカエビって本当は何というエビかという話をしていたのですが、
その矢先にこのクマエビに会ったので実にタイムリーな出会いでした。
アシアカエビという名前はお写真をご覧頂ければおわかり頂けると思いますが、
生きている時、また死後でも鮮度のいいうちは脚が赤いのです。

クルマエビと比べると若干値段も安く、でもクルマエビに負けないくらい美味しいエビです。
刺身から焼き、揚げ物などどんな食べ方をしても美味しいエビですが、
地域によって様々な食べ方がなされているようです。
鹿児島では焼いて干したものを食べたり、徳島では活けの状態で食べることが多い(?)ようです。
かんちょが出してもらったクマエビはカリカリになるまでしっかり焼いてもらって、
殻までバリバリと食べられる状態のものを出してもらいました。
殻の食感がいいですし、何より香りがとてもよく大変食欲をそそります。

ちなみにクルマエビを紹介した時に話題しましたが、クルマエビは1960年代から養殖が始まりました。
昨今では多様なクルマエビ科の養殖が行われるようになりましたが、
需要を賄えるほどの養殖は行われておらず、どちらかというと海外輸入に頼るところが大きいようです。
しかし輸入物といっても最近は活けの状態で瞬間冷凍をし、鮮度が落ちない状態で運ばれてきます。
輸入物だからと言っても最近の輸入技術は本当に凄いものですね。
天然・養殖・輸入とここの差は技術の発達で縮められてきています。
実に奥が深いですね。
by argon-l | 2006-12-06 21:14 | 浜名湖体験学習施設 ウォット

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


by argon-l