ミョウガガイ
2007年 03月 29日
今日はちょこっと変わった生き物を。ミョウガガイといいます。
で、これってどんな生き物?
ホヤの仲間?それとも名前に貝とついているから貝の仲間?
実はどちらでもなく、エビやカニに近い仲間なのだそうです。
野菜のミョウガから由来していると思われますが、触った感じはけっこう硬い感触らしく、プラスチックのような触り心地なのだそうだ。
と、ここまでお話したはいいものの、一体全体「どれがミョウガガイ?」と聞かれてしまいそうだ。
ミョウガガイは貝などにくっついていることが多いらしく、写真では3箇所確認できます。
白く透き通る感じの個体がわかりますでしょうか?
まあ、ミョウガっぽい個体を探してみてください。それがミョウガガイです。
水深100m以深ところに生息し、このように貝にくっついて一体どんな生活をしているのでしょうか?
まったく不思議な生き物です。
日本では南日本に広く分布し、いたるところで確認される生き物ですが食用とはしません。
これ、食べられるんでしょうかね?
ちなみにカメノテもミョウガガイ科に属する仲間ですが、こちらは食用になります。