ボウシュウボラ
2007年 04月 17日
ホラガイのような殻を持ったボウシュウボラと言う貝の一種です。
実際伊豆の方ではホラガイとして出回っているようです。
このボウシュウボラは内臓にテトロドトキシンという毒(フグが持っている毒と同じです)を含み、
食べると非常に危険なので最近までは市場に出回らなかった貝です。
内臓を除けば食べることができますが、その手間も大変かかるため今ひとつ流通に乗らないようです。
ボウシュウボラはヒトデやナマコを好み、前足を使って押さえ込むようにして捕食します。
水深約50mの岩礁域に生息する大型の巻貝なのですよ。
かんちょも見て『おぉ!なんて見ごたえのある巻貝だ!!』っと感動しました。(20cmくらいもあるんですよ)
普段はジッとしていることが多いのでこのように軟体の部分が見られるのはなかなか珍しいのだそうです。