鳥パラ!! file.05: 『サンショクキムネオオハシ』
2008年 02月 01日
今日は鮮やかな三色の嘴を持ったサンショクキムネオオハシを紹介したいと思います。
この嘴の美しさはオオハシだけでなく、鳥の中でも最も美しいとさえ言われているんですよ。
水族館でもオオハシの仲間が見られるところがいくつかあるわけですが、
その中でも一番よく見られるのが本種なんじゃないかなぁ~っと思います。
性格はオオハシの中でも際立って神経質なところもあり、
放し飼いされている施設なんかでも近づくと颯爽と逃げていきますし、
檻やガラスごしの展示のところなんかでも写真を撮ろうと正面に立つと、
視界から逃れようと移動してしまったり、
ちょっとおどけた感じでこちらの様子を伺っていたり、
人慣れしないんだなぁ~っというのがよくわかります。
file.02で紹介したオニオオハシはブラジルの国鳥に指定されているわけですが、
こちらはベリーズという国の国鳥に指定されています。
って、ほとんどの人は『ベリーズってどこだ?』って感じだと思います。
ベリーズは中央アメリカのユカタン半島というところにあるカリブ海に面した独立国なんだそうです。
ちなみに美ら海水族館で飼育されているアメリカマナティのうちの1頭はこのユカタン半島からやってきていて、その名もユカタンなんです。