チカメキントキ
2008年 07月 22日
鮮やかな真っ赤な体色をしており、そして優雅に伸びる極端に長い腹鰭。
本種はチカメキントキと言い、水槽で見かけるとかなり目を見張る魚であると感じます。
真っ赤な体色と、一際大きな目玉、そして水深90~330mと比較的深いところに生息していることから、
まるでキンメダイを思わせるものがありますが、
キンメダイはキンメダイ目という独立した分類である一方で、本種はスズキ目に分類する魚です。
漁獲としては、釣れるとけっこうまとまって釣れることから、けっこう群れで生活しているのではないかと言われています。
皮は大変硬いものの、身肉は大変美麗で、味はびっくりするくらい上品だと言われています。
個人的にもまだ食べたことがないので、一度食べてみたいなぁ~っと思いつつ、
感じとしてはキンメダイに似ているのかなぁ~っとか想像しています。
だとしたら、かなり好みだ!!
本種はすんごい鮮やかな赤い色をしているので、是非これを見てもらいたいって思うのですが、
何故だかこの美しさを引き出してくれるような展示ってけっこう少ない。
どうしても地味ーに見えてしまうのですよねぇ。
【写真・二枚目】越前松島水族館より
by argon-l
| 2008-07-22 07:31
| 新江ノ島水族館