マツカワ
2009年 07月 12日
幻のカレイと呼ばれるマツカワです。
う、うーん、このしゃくれた感じの顔がたまらん!!かわいい!!!
マツカワはその昔は豊富な漁獲量がありましたが、ここ20年来くらいから漁獲が激減し、幻の魚と呼ばれるようになりました。
肉厚で歯ざわりがよく、甘みのある味わいはカレイ類の中で最も美味な魚と称賛されてきました。
北海道のえりもでは、カレイの王様、つまり「王鰈」と書いてマツカワを称え、またブランド名として用いています。
今は天然物はすっかり姿を消してしまったため、味の良さも相まってびっくりするくらい高値をつけています。
縁あって小振りではありましたが、一度だけマツカワを頂いたことがあります。
時期的にも味が一番落ちている時期ってのもありましたが、それでもそれなりに美味な味でした。
これでしっかり脂ののった、大きなマツカワだったらどんな味なんだろう…っと期待が膨らむ味でしたよ。
マツカワは茨城県以北の太平洋岸、若狭湾、日本海北部、オホーツク海南部、千島列島などに分布しています。
鱗がとても硬く、ザラザラしているところから松の幹の表面みたいというところから名前が由来しています。
カレイ類の中では大きな口を持っていて、ばっくり餌に食いつく様を見てみたいものです。カレイの餌の食べ方って面白いんですよ。
カレイ類はたいてい砂底に紛れてジッとしていることが多いので、展示はしていても見られないことが多いです。
ですが、運良く活発に動いていてくれて、アクティブに泳ぎ回る姿まで観察できました。
感動~♪
マツカワと言えば三陸が有名な産地の1つです。
んで、今回、出張でなんと三陸へきています。(って、今仙台ですが。)
昨日は仙台のオイスターバーで各地のカキに舌鼓♪
生牡蠣の盛り合わせの写真を撮るつもりがどんどん写真を撮り忘れて、
最後に食べたカキフライの締めくくり中の写真です。(笑)
今回の旅もちょくちょくリアルタイム更新をしようと思うのでよろしくーっ!!
しかし、三陸遠いわ…
仙台までで14時間かかったー
このコ、ヌマガレイでした…。
マツカワを再アップしたのでこちらをどうぞ~