オオハネガイ
2009年 12月 05日
ちょいと自信がございませんが、オオハネガイかと思いますー
北海道の南部から相模湾にかけて、北側は富山湾にかけて分布している貝です。
水深100mくらいのところから1400mくらいのところにまで生息しているので、かなりの範囲にいるんですねー。
ハネガイと言うくらいだから「跳ねるように移動する」とかだったら面白いのですが、
『羽根貝』と書くくらいですから「羽根のように見える貝」ってことなんでしょうなぁ。
でも漠然と見た感じ、ちーっとも羽根には見えませぬ…。
けっこうしっかりした貝柱を持っているらしく、それなりに食べられるようですが、一般的には食用にはしません。
ですが、化石の採掘や貝コレクターの話の中ではしばしば話題に上る貝で、
知る人ぞ知る貝みたいなところがあるんだろうなぁ~っと思います。
ハネガイ類は漁をしているとちょくちょくかかってくることがあるんだそうですが、
その割に出回らないのはあまり味がよくないのか、量が少ないのか?
ともあれ、そんなこともあって生態についてはあまり情報の出てこない貝ですね。
殻の白さが美しいので、殻の収集としては情報が満載なのですが…。
by argon-l
| 2009-12-05 06:54
| 岩手県立水産科学館ウォリヤス