ホタテウミヘビ
2010年 09月 03日
ウナギみたく長~い胴をしているのに、いっつも砂泥底に顔だけ出してずっぽし身体を潜らせている不思議なヤツ。
だったらいっそこんな長い胴を持たずにもっと短い身体でええやん!
ってよく思います。
そんな不思議ちゃん、ホタテウミヘビです。
ヘビって名乗ってますが、爬虫類の「蛇」ではなくて、ちゃんと魚ですよ。(笑)
ルックス的にウナギっぽいでしょ?
そう、彼らはウナギ目に分類される魚なんですよー。
ウナギっぽいだけに食べたら美味しいんじゃないか?
やはりそう考える人も少なくはないようです。
が、ウナギと比べるとかなり骨が多い上に身肉はとても硬いんだそうで食用には向かないとのこと。
そういわれると、なんとか食べられる方法はないものかとトライしてみたくもありますが、
それ以前に見た目かなり脂が乗っていそうな気もして、けっこうくどい味っぽいなぁ…なんて想像がよぎります。
ちなみに魚と言えば「鱗」を持っているのが一般的ですよねー。
ところが本種は鱗を持っていない魚なんですね。
が、爬虫類の「蛇」の方は鱗を持っているんですよね!
爬虫類のヘビの中にも「ウミヘビ」と呼ばれる仲間がいますが、これらも鱗を持っているんです。
かたや魚なのに鱗を持っておらず、これもまた面白い話ですよね!!
ウナギの仲間は鱗を持っていない種も多く、ウナギは分かり難いのですが皮下に小さな鱗がありますが、
アナゴは鱗を持っていないなどウナギ目の中にもいろいろといるもんだなぁっと感じますよね。
by argon-l
| 2010-09-03 06:39
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