コウライギギ

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「高麗」って言うと今の朝鮮のことになるわけですが、韓国から中国まで分布しているギギの仲間、コウライギギです。
文献によっては日本も分布エリアに入っている一方、
「日本のギギに似ている」「日本のギギより体高が高い」「日本のギギより性質がおとなしい」
など、明らかに日本に分布していない記述も見られます。
何か移入しちゃった記録があるのか、放流されて居ついてしまったなどの例があるのかしらん?
それとも文献によってはギギとコウライギギがキチンと分けられてないだけ?
なんだかよくわからんです。
水族館では後者の解説がよく見られるので日本には分布していないと考えるところでしょうか。

ギギよりも体高が高いという解説もありますが、写真個体を見ていると体高が高いというよりもずんぐりと丸みがあるなぁっと印象を受けます。
ギギは繊細な魚、コウライギギは逞しい魚、そんな感じですねー!!

分布地域に関して中国にも分布していると述べましたが、中国では食用として広く一般的に食べられている魚だとか。
くせがなく、鱗もないので調理しやすいこともあってか、煮物・蒸し物・焼き物など様々な食べ方で好まれている魚みたいです。
養殖もけっこう盛んみたいなんですね。
一方で「高麗」の名を冠しているだけに朝鮮ではどのような扱いを受けているのかと言えば…
朝鮮は海産物が豊富なため、稀に釣りで楽しまれる程度の魚なんだとか。

コウライギギの解説になると途端にその説明がなくなるんですが、やっぱり「ギーギー」と鳴くんだろうねぇ?
性質がおとなしいってことは鳴く機会も少ない?(笑)

まあ、ギギが鳴いているところすらまだ遭遇したことがないのですが、
コウライギギが鳴くかどうかも確認してみたいなぁ。

鳴かぬなら、鳴くまで待とう、コウライギギ。
水槽前で待ってたらいつまで待たされるかな?
「もう閉館時間ですよー!」
なんてオチも多そうだ。
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by argon-l | 2010-09-13 06:05 | 琵琶湖博物館

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


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