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オーストラリアハイギョ

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ハイギョは4億年もの昔から出現したと言われていて、その昔は淡水・海に分布し、その種は100以上を数えたそうだ。
現在に至るまで大量絶滅が発生した時代が幾度かありましたが、そうして生き残ってきた種は現在ではたったの3属6種。
自然は厳しいですねぇ…。
ですがそういう厳しい時代を生き抜いてきたからこそロマンを感じるんでしょうか。
今日はその生き残ってきたハイギョの一種、オーストラリアハイギョなのです。
当館では3種目かな?
以前にプロトプテルス・エチオピクスアフリカンラングフィッシュを紹介しているので、よろしければそちらもご覧ください。

本種はオーストラリアハイギョという名前の他、学名のNeoceratodus forsteriをそのままネオケラトドゥス・フォルステリと呼んだり、
その略でネオケラなどと呼ばれたりしています。

ちなみにハイギョの仲間たちは肺、肉鰭、歯板、内鼻孔などを持つ分類群を一括りで呼ばれているので、
総称と言うにはちょっとニュアンスが違うかもですが、それに近いものと考えてもいいかもです。
本種は他のハイギョと呼ばれる仲間たちとは唯一分類が異なり、他のハイギョたちはレピドシレン目に分類されますが、
本種だけケラトドゥス目に属しています。
ハイギョと呼ばれる仲間たちの中では最も原始的な種にあたるんだそうで、
他のハイギョたちは左右一対の鰾(うきぶくろ)を持つのに対し、本種は1つしか持ち合わせておらず、
ハイギョとしては随分と空気呼吸の依存は低いんだそうです。

地域差やどういう進化の過程があったのかわかりませんが、
ハイギョの誕生を垣間見る感じで面白い種だなぁ~っと思いますです。
by argon-l | 2010-10-26 06:35 | 鳥羽水族館

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


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