アオウオ
2011年 01月 13日

漢字で書くと「青魚」ですし、もう名前からするとアジ・サバ・イワシなどのいわゆる背の青い魚を想像してしまいそうですが、
今日紹介するのはコイ目の魚のアオウオです。うーん、紛らわしい。
日本ではちょっと馴染み薄って感も否めないのですが、中国では四大家魚に名を連ねる魚で、
養殖魚として重要な地位を持ち、また特産的な食用魚でもあります。
もともとは中国原産の魚なのですが、輸入時に混ざってやってきた魚と言われ、
利根川をはじめ各地で何箇所か分布が確認されているようです。
コイ目の王者と言われるくらい美味な魚としても有名ですが、日本ではほとんど取引がなく、
日本人の舌に合わないのか、単に漁獲が少ないのか、どうなんでしょうね?
アオウオ専門に釣りを楽しむ人もいますが、食性がコイに近いこともあるためか、
アオウオの生息する河川でコイ釣りをする人の中には時々アオウオが釣れて驚かされることもあるとか。
(ちなみにアオウオはコイよりもずっと大きく160cm以上の個体を釣ったという話もあるくらいですからねぇ。汗)
中国では食用メインの魚ですが、日本ではその力強い引きを楽しむ釣り相手ってところでしょうか。
食い意地の張ったかんちょは、どうしても釣ったら食べたいに走ってしまいますからねぇ。
日本でもコイ食文化ってけっこうありますよね。
コイも難しい魚で、食べる機会があっても泥臭いものを食べさせられることが多いので、
大半のコイが美味しくなかったと感じた人は残念なことに臭いコイを食べたからだと思います。
骨が多いのが難点で、泥抜きや骨切り、硬い鱗など食べるにはちと手間のかかる魚ですが、
美味しいコイは繊細さとぎゅっと旨みのある魚なのです。
魚好きな方だったら一度は食べておいて損はない味わいかと~
コイの旬は色々言われますが、よく冬が旬だと言われますねー。
そしてコイは薬用魚と言われるくらい身体にいい要素もいっぱい。
身体が弱ったり、病気や産後の方など食べてみるといいかもしれません~。
by argon-l
| 2011-01-13 07:04
| 和歌山自然博物館
