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デンキウナギ

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昨日デンキナマズをご紹介したので、今日はやっぱりデンキウナギでしょう。(笑)
デンキウナギは世界No.1の発電魚でございます。
デンキナマズが400ボルトくらいの発電をするのに対し、デンキウナギはもう、サプライズ!
さらに倍!の倍率ドンで、最高855ボルトもの発電をするそうだ!!
水を飲みに来た馬がデンキウナギの感電にやられて溺れ死んでしまったという話もあります。

何故彼らは電気を発することができるの?って思うかもしれませんが、
何ら不思議な現象ではないのです。
人間だって電気を発しますし、どんな生き物だって電気を発します。
デンキウナギも見方では人間と同じくらいの発電量なんですよ。

例えば、乾電池は1個の発電量はたいしたことありませんよね?
並列つなぎをすると、電圧は変わりませんが、長持ちしますよね?
直列にすると消耗も激しいですが、高い電圧が得られますよね?
まさにこの原理で、デンキウナギやデンキナマズは発電する為の回路をたくさん持ち合わせています。
その回路が直列で繋がっているので、高い電圧を発することができるのです。

もう1つあるのが、例えば人間が同じ様にたくさんの回路を持っていたら
当然高い電圧を発することが出来ますが、自分も痺れちゃいます。
デンキウナギは発電して痺れないか?というとそういうわけではないのですが、
体のつくりが絶縁体みたいな感じになっています。
なので、自分も感電していますが、ある程度はシャットアウトされているわけなのです。

さて、昨日の記事ではデンキナマズの電気を使ってバッテリーの充電をしてくれ~
とか言っていたわけですが、実はデンキウナギやデンキナマズが放電している時間は
わずか1000分の1秒程度だそうだ。
まあ、それだけ電圧が高いので、これだけわずかな時間でも効果覿面なのでしょうけど、
流石にデンキウナギの電気を使って電球をつけたり・・・
とかまではいかないようだ・・・(;´▽`A``
うーん、ちと残念・・・(;´д`)

写真 : 鳥羽水族館よりデンキウナギ



  ☆ 2004年11月カレンダー壁紙
by argon-l | 2004-11-05 01:42 | 鳥羽水族館

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


by argon-l