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オオイカリナマコ

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今日はちょっと変わったものをご紹介。
オオイカリナマコという全長3mにも達する大きなナマコです。
ナマコって言うと、あまり怖そうなイメージはありませんし、
実際このオオイカリナマコも有害生物に指定されているというわけではないのですが、
でもうっかり裸足で踏んづけたりすると、一週間くらい痛い思いをすることになるそうです。
ちなみに奄美大島以南に分布しているナマコです。

オオイカリという名前が示す様に、既にご想像に及ぶことかと思いますが、
体壁に大きな錨(いかり)状の骨片があることからその名が由来しております。

このオオイカリナマコの面白いところは、触れると物凄く縮むのだそうです。
その縮み具合にけっこう驚く人も少なくないとか。

しかし、ナマコと言えば、見てくれや触感からとても嫌われがちな生き物ですが、
お、面白いんですよ、彼らは!!
ナマコは砂ごと有機物を食べて、砂と糞を出します。
そのため砂をとっても綺麗にしてくれる役目を果たしており、
水槽を持っている人なんかはナマコを入れている人も少なくないんです。
しかもモリモリ砂を食っている姿は実に愛らしいですし、観察してて飽きないですよ。

-- 追記 : 2005/08/09 --
そういえば以前にランゲルハンス島の海のだいばーさんからご投稿を頂いておりました。
投稿写真 No:011 『オオイカリナマコ』 from diver813さん
まだ右も左もわからない頃だったので…(;^_^A
-- 追記終わり --


※閑休話題
今回も強行でクジラ見をしてきたわけですが、クジラ見と言えば
ブログのオウチ のサイトヲ。さんをいつも巻き添えにして無理矢理連行状態なのですが、
今回も誘ったら
『ワタシもういい加減仕事休めん!』
と無常にも断られてしまいました。(T_T)
しかし、
『かんちょ、かんちょ、この日うちの店来ればハモしゃぶが食えるでーー!』
とのことで、即決で行く!と二つ返事をした。
というわけで、金曜の晩、仕事終わってから和歌山へ向かい、
不眠でクジラ見というスケジュールをこなし、
そのまま一路京都へ向かうかんちょ…
このバカな行動力は一体どこから来るもので…

鱧(ハモ)料理。
ハモは関東では下魚と言われ、京都以外の地域ではとても馴染みのない魚ですが、
京都ではとにかく花形スター的なお魚です。
かんちょも鱧料理は一度は食してみたいと思ったので、このチャンス、逃がせね~!
と思ってお邪魔させて頂いたわけでございます。

でまあ、そんな大層なものをご馳走頂くからには手ぶらでは行けねー
っちうことで、何か手土産を持っていかねば…
というわけで、いろいろツボに来るであろうものをゲットしていこうと
途中、目ざといものを調達しに彷徨ってみた。
そこでかんちょのゲットしたのは超特大の岩ガキ…
ゆうに30cmはあろうかと言う岩ガキ。
デカすぎ…
もちろん、これはいいネタになるだろうと、自分自身動揺しながらお土産に持って行きました。
案の定、お店に持って行ったら、場内大盛り上がり。
店長も
『こ、これは20年物やでーーー!!』
と大興奮しちゃって、別店舗から料理長を呼び出す状態で…
その料理長も岩ガキを見た瞬間目が点になっておりました。
実はこの特大岩ガキが5つありまして、
『1個料理長にあげてもいいか?』
とのことで、もちろんOK出しましたさ。
ご満悦の料理長も、何かお礼しなアカンなと、お店から天然鯛と鱧のおとしを持ってきてくれて…
まさにカキでタイを釣ったかんちょでした。

≪というわけで頂いたご馳走たち≫
■鱧しゃぶ
 鱧は独特の舌触りがなんともよかとです。
鱧がこんなにウマイもんだとは…
まさに仰天の瞬間でした。
ゼラチン質のところが絶妙にグー。

■サザエのお造り
 店長が朝っぱらに日本海で釣ってきたという自慢の一品。
それをお造りで頂いた。
あのコリコリ食感がたまんね~。病み付きっす!

■天然鯛
 かんちょ、実は大の鯛好きでして、よく天然鯛を仕入れてきては塩釜焼きをやってたのです。
なので、天然鯛自体は何度か食したことがあるのですが、
料理長の目利きで仕入れてきたという自慢の一品。
味も段違いだった…
すごいプリプリしてますた。

■ハモおとし
 いわゆる一級品で、なかなか食すことができないものです。
だって普通、ほんのちょろっとした量でン千円としちゃうんですよ。
岩ガキ1つでこんな高級品頂いてしまいまして…
味はもう… 悶絶です。

■岩ガキ
 あの、なんていうか、物凄くクリーミーな味わいです。
かなりおいしいのですが、味わい深すぎて数食えるもんじゃありません。
でも、至極の味わいでございました。

とまあ、とにかくええもん食いすぎました…
しかし、今度行く時は何もって行こう…と早くも考えてるわけで、
「お前客だろ!店のもん食えよ!」
とおかしな客なわけで…
や、ホント迷惑な客ですいません。

そんなわけで、お店のご紹介させて頂きます。

久露葉亭 濁屋善(クロバーテイニゴリヤゼン)
京都府京都市東山区花見小路四条下ル一筋目西南角

京都は花街、祇園の中にあるお店です。
観光地として京都と言えば祇園。
そんな中フラリと寄れるところなのでいいところです。
お店に入ると、阪神をこよなく愛するフレンドリーな店長がお出迎えしてくれます。
店長の話は聞いてるだけでかなり面白いです。
お店も本格的な京料理などが食べられるのに、値段は安価です。
かんちょのお財布にもやさしい。
是非京都に遊びに行った際にはおこしやすぅ~♪
他にも京都を中心に東京などにも系列店がございますので、おひとつよろしくです。


と、閑休話題と言いつつ、こっちがメインになってしまった…(;^_^A
すげぇ長い内容になったなぁ。
頑張って読んでくれた方、感謝♪

で、和歌山⇒京都と行って、この勢いに乗じて須磨海浜水族園へ行く予定でしたが、流石に力尽きた…
というわけで、悔しい思いをしながら須磨海浜水族園の写真を本日はアップです…

【写真】 オオイカリナマコ
【場所】 須磨海浜水族園

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by argon-l | 2005-08-08 22:40 | 須磨海浜水族園

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


by argon-l