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カサゴ


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胸鰭を目一杯広げて可愛らしいカサゴさん。
この胸鰭などを笠に見立ててその名がついたと言われます。

カサゴは各地によって実に呼び名が様々です。
一般的によく聞かれるのがガシラ
関西や高知ではよくガシラと呼ばれます。
そもそもカサゴのカサとは瘡のことであり、瘡蓋(かさぶた)などを指します。
よく発疹などするとその後が皮膚に残ったりしますが、
その皮膚に残った跡の模様の様に見えることから
痘痕の魚、という意味でカサゴと呼ばれることもあります。
痘痕は方言でガシと呼ばれます。
また長崎では同じく方言でカブと呼ばれます。
また、開く口が大きいことからホゴと呼ばれたり、
シャシャコなどと呼ばれたり、実に多様な呼ばれ方をされています。
アンポンタンなんて呼び名もありますけどね。(笑)

特徴的なのは見てくれだけでなく、
生息域も浅瀬から深いところまで幅広く生息する魚で、
エサの食いつきも非常にいい魚であります。

鹿児島県の冬の県魚に指定されている魚です。

【写真】 カサゴ
【場所】 須磨海浜水族園
by argon-l | 2005-09-30 22:20 | 須磨海浜水族園

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


by argon-l