カワハギ
2006年 03月 03日
おちょぼ口をしてとっても可愛らしいお魚、カワハギさんです。
このおちょぼ口でとっても上手に餌をついばむため、釣り愛好家の中では餌とり名人と呼ばれるほど、釣り難度も高い魚です。
また、餌の落下に対して同じ速度で餌をついばむため、アタリもほとんどなく、知らぬ間に餌を持っていかれます。
そんな難しさを持つため、愛好家の間ではカワハギを釣ってやりたいと、大変人気も高いです。
皮が大変千切れにくく、剥ぐと一枚にサッと剥げてしまうところから皮剥ぎという由来を持ちます。
実際かんちょも初めてカワハギを捌いた時に、おぉ!これがカワハギ!!っと感動したものです。_(^^;)ゞ
国内でも分布地域は大変広く、親しみ深い魚でもあることから多くの地方名を持ちます。
でも、大概がこの皮が由来としている名前を持っています。
ちなみにカワハギさん、フグ目に属し、フグやマンボウと大変似た身体の構造を持っています。
また日本でも大変種類が多く、12属23種のカワハギの仲間が確認されているそうです。
こんな可愛らしいおちょぼ口ですが、実は噛む強さは大変強くフジツボなどの硬いものでも噛み砕いてしまうそうです。
可愛い顔して強いお方なのね。(*´ェ`*)
カワハギの産卵は比較的見やすいものだそうで、でも大変味わい深いものがあるそうです。
砂地に産卵を行い、産卵後は力尽きたかのようにその場でぐったりしていますが、
やがて動き出すとその場をくるくると回り、砂で卵を覆って見えないようにするのだそうです。
その動画を公開されているサイトさんを見させて頂きましたが、大変面白いものです。
【写真】 カワハギ
【場所】 南知多ビーチランド
by argon-l
| 2006-03-03 18:05
| 南知多ビーチランド