コバルトヤドクガエル
2007年 05月 22日

全身コバルトブルーで色鮮やかな美しいコバルトヤドクガエルです。
ヤドクガエルの仲間はみな美しい色をしていますが、このコバルトヤドクガエルはその中でも一際美しいカエルだと感じます。
大型のヤドクガエルで4cm程度にまで成長します。
現在では個体数が激減している一方で保護活動が進められていますが、ヤドクガエルの中でも特に繁殖が難しいとされ困難な状況のようです。
個人的な感想ですが、ヤドクガエルの水槽はたいていどこでも泥だらけであまりよく見えません。
写真を撮るのもなかなか困難を極めるわけですが…
おそらく掃除をしてもすぐ泥だらけになってしまい、掃除をしてもおっつかないのじゃないかと思います。
ここの展示は大変状態よく見ることができてヤドクガエルの美しさが一層引き立っていました。
これだけの状態を維持しようと思ったらどれらけマメに掃除しているのでしょうか。
かんちょがカエルエリアを歩いている間にも何度か掃除場面に出会っており、
よほどカエルに対する愛着があるのだろうなぁ~っと感じました。
このカエルは湿地こそ好みますがあまりカエルらしくないというか水の中には入りません。
地上性のカエルで岩の隙間やコケの下にいるのが具合がよいようです。
飼育下では熱帯雨林の生き物だけに27℃を下回る飼育はよくないようで、
温度調整さえ意識すれば比較的飼育しやすいカエルと言われています。
見た目が毒々しく名前にも毒とついているだけに皮膚に毒を持つカエルです。
これだけ派手な色をしているのは自分の存在を隠すというよりむしろアピールすることで
「自分は毒を持っているんだぞ!」っと警戒の色を表していると考えられています。
多くの生き物はいかに外敵から見つからない様に工夫する者がほとんどですが、
中にはこうやって逆にアピールする強気な生き物もいるのですね。
毒性は大変強く、神経毒で、ヤドクと名のつくように、矢に塗って毒として用いられたほどで、
20μgで人間の大人をも死に至らしめることができると言われています。
ちなみにこの毒は現地で食べている餌の影響によるもので、飼育下での餌では毒を持ちません。
by argon-l
| 2007-05-22 00:44
| 越前松島水族館
