ブラインドケーブテトラ
2007年 10月 01日

なんと!眼のない魚です!!
実際には眼がないというよりは眼が退化して表皮や皮膜で覆われているのです。
この不思議な魚はブラインドケーブテトラといいます。
稚魚期には眼の痕跡らしきものがあるのですが、2週間もすると透明の皮膜で覆われます。
写真からも眼がもともとあったんだなぁ~っというのが伺えると思いますがいかがでしょうか?
では、ブラインドケーブテトラはどうしてこんな魚になってしまったのでしょうか?
ブラインドケーブテトラはメキシコの地底湖や洞窟を流れる河川に生息している魚です。
洞窟や地底と言った特殊な環境に生息しているため、周囲は真っ暗で眼が必要なくなったと考えられています。
見える必要がないから退化してしまったと言えるわけですね。
まあ、眼が見えない分、すっごく音が敏感な魚なんでしたっけね?
物珍しさもあってか、ここ最近、あちこちの水族館で展示されているような気がします。
とはいっても、一見珍しい魚のように感じられますが、
深海魚なんかでも「コイツ眼がないんじゃない?」ってくらい眼が退化してしまっている魚もけっこういますし、
昆虫の世界でも同じような例はたくさんあります。
実際ブラインドケーブテトラの生息地ではこういった洞窟で暮らす魚は同じような種がたくさん確認されているようです。
物珍しいというよりも、深海魚にしても何かが退化していると何かが極端に発達していたりして、
そういう部分を見るのがまた面白かったりしますね。
by argon-l
| 2007-10-01 09:33
| 箱根園水族館
