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鍋こわしました!

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えーっと、もう一ヶ月も前の話で「いまさら?」って感じもしますが、
毎度お馴染みの面々で『鍋、壊そうぜ!』の会を開きました。
いやあ、年の瀬、とにかくいそがしゅうてまとめる暇もなかとですよ…

いわゆる北海道で『なべこわし』と呼ばれる、北海道の三大鍋と言われる刺客の1つです。
別にみんなでがっちゃんがっちゃんと鍋を壊すわけではありませんのよ。
なにやら「鍋を壊してしまうほど箸をつついてしまう美味しさ」と言われているのです。

そんな話を聞いたら箸が止まらないどころか、かんちょの気持ちも止まりません。

っちゅーわけで、いつもお世話になっている「ちまちま便」にお願いして、
なべこわしの主役を飾る「カジカ」っちゅー魚を送ってもらいましたさ。

「カジカって何?」っておっしゃる方々も少なくないと思いますし、
知っていても淡水にいるカジカを想像する方も多いかと思います。
んが、カジカの仲間っちゅーのは実に多種多様で、淡水にいるカジカもいれば海水にいるカジカもいるのです。
日本近海にいるカジカ種だけでも50を数えると言いますから、そりゃ驚きなもんです。
まあ、でもだいたいが共通して言えることが、ゴツイというか、すさまじい様相をしていて、
たいていの人は「コレ、食えるの?」っと想像してしまうような魚なんじゃないかと思います。
ですが、北の方言で「みったくない(不恰好)ものほどうまい」と言うのがカジカ選びの基準なんだそうですよ。

上の写真はギスカジカという種でして、まあ、比較的ライトな姿をしています。
んで、北海道には15種くらいカジカ種が生息しているらしいのですが、
ケムシカジカトゲカジカが郡を抜いて美味しいらしいのですよ。
同じカジカでもそうも違うもんなんですなぁ。
で、今回送って頂いたのがトゲカジカ(推定)です。
トゲカジカの写真を用意できるとよかったのですが、ありませんですた…
気になる人はこちらの方の写真とか見てもらうといいでしょう。

カジカは家庭用のまな板では乗り切らないくらいのけっこう大きな子を2匹。
そして、2匹分なんだけど、2匹分とは思えないほどボリュームたっぷりの肝!!
なべこわしにはこの肝が肝心なのです!!

カジカというと、繊細な味を想像するのですが、実は真逆で、
アンコウの様にコラーゲンが豊富で、肝などの効果もあって凄くコクがあって濃厚な味。
そして、何よりもいわゆるとことん魚臭い魚なのです。
魚好きにはとにかくたまらない味だけど、魚が苦手な人はとことん苦手な味だろうなっと。
もちろん、参加した面々は魚好きな一同ですから、
最初は「コレ、食いきれるの?」っちゅーくらいボリューム満点なのですが、
綺麗さっぱりなくなっちまいまして、さすがに鍋が壊れることはなかったのですが、
その言葉に偽りなしかな…っと。

まあ、北の魚なので見かける機会は少ないですが、
魚好きを名乗る方は見かけたら一度は食べてみて欲しい魚ですね。




で、今回開催するにあたり、以前オオカミウオと戦った勇者マサトが、新たなる宣戦布告…
開催数日前にマサト氏から連絡が…
「かんちょさん、この機会を逃したらもう機会がない気がするんです…」
そう謎のキーワードを残し、戦いに備える勇者マサト…

何がやってきたかと言えば…
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コレです!!
そう、完全防備しないと戦えない相手なのですっ!!!!

えっ?何かって?

それは… その…

  世界一……

臭いんでっす!!!!

そう、世界一臭い食べ物を言われるシュールストレミングなんですよ!!

シュールストレミングとは、スウェーデン発祥の缶詰で、ニシンを塩漬けにして缶の中で発酵させたものです。
その臭さ、実にくさやの6倍以上と言われ、ベジータのスカウターも破裂してしまうほど、
いや、臭度計でも計測不能になってしまうほどの臭さ…
そしてヤツの恐ろしいところは、缶の中でどんどん発酵が進んでいるのです。
そうすると、発酵の際に生じるガスでどんどん缶が膨れてきます。
つまり、膨張しきった缶は開けるときに汁が勢いよく飛び出すんです。

そう、だから完全防備なのです!!

シュールの恐ろしいところはまだまだ。
食べた後も胃の中で発酵が進むため、発酵を抑えるためにトマトを一緒に食べること必須です。
また、こんな臭いものが破裂したら大変なので、航空による輸出入は禁止されています。爆発したら大変ですから…
さらに、屋内では絶対開けないほうがいいですが、屋外でも近隣に民家などないところで開けましょう。通報されます!!

まあ、そんな恐ろしいものなのですが、要は臭くても美味ければよし!
っと、いざ試食会!!

『食べたことないけど、ウ○コの味がする!!』

そう、それが率直な感想です。
食べると妙にウン○を食べている気分になるんです。

よく「カレー味の○ンコを食べるか、カレー味のウ○コを食べるか」という例えばありますが、
まさにそんな究極の選択に迫られた気分でした。
つまるところ、我々はウン○味のカレーを選んだわけですが…

魚好きを名乗る方は見かけたら一度は食べてみて欲し…(以下、略)


そして、宴はまだまだ続きます!!
ちまちま便から「嬉しい伏兵」がやってきたのです!!
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なんと!ホテイウオ!!しかも生きてます!!!
ホテイウオと言うとダンゴウオの仲間なのですが、ダンゴウオにして随分大きくなる種でして、
見た目のラブリーさで人気のある魚でありますが、北海道、特に函館方面では「ごっこ汁」という郷土料理があるのです。
そう、可愛かろうと食ってしまうのです。

ホテイウオは海を越えて2日間かけて本土へと渡ってきました。
さすがに2日も密閉空間にいたわけですから、酸欠寸前のご様子…
開封後、一生懸命
『さ、酸素ぉ~!!酸素くれ~~!!』
っと、口をパクパクする様子がまた可愛いのなんのって…
でも、可愛かろうと食ってしまうのです。

とにかく、食材となる魚たちを受け取って、このホテイウオの生存が気になって仕方がなかったこともあり、
かんちょは皆より一足お先に会場インを果たし、この様子を見ていたわけです。
で、やっぱり皆にも生きた様子を見てもらいたいわけで、でも、冷たい海の魚なわけですから、鍋に水を入れてひとまず冷蔵庫へ。
そう、冷蔵庫です。冷蔵庫。保存のためではなく、生かすための冷蔵庫です。
酸素を摂取し、冷たい環境を手に入れるとホテイウオさんも元気になってきました。
「あぁ~、えぇ空間やぁ~」っと鍋底にへばりついて…
その姿もまた可愛らしい…
でも、可愛かろうと食ってしまうのです。

晩になって、皆にお披露目すると一同大はしゃぎ!!
まな板の上で大撮影会!!
可愛すぎて包丁を入れるのをためらう!でも食べる!
この矛盾点を頭の中でもどう切り分けているのか…
でも、やっぱり食ってしまうのです。

『 ご め ん !! 』

っと、包丁を入れて一思いに…
こうして美味しい「ごっこ汁」になりました。
濃厚な味ながら優しい味なのでした。
こちら、朝ごはんに食べたので、なんとも胃に心地よい美味しさ。

ホテイウオさん、いい朝ごはんになりました。


まあ、要所要所やったことを書いたのですが、何せ内容が濃いこともあって、その他は割愛だす。
参加者のくりかわさんがいろいろ面白おかしく書いてくれてるので、
興味のある方はご覧くだせー。

晩ご飯
世界で一番
そして朝ご飯


というわけで、参加者の紹介・並びにひとこと。

・サイちゃん
 今度は万全な体調で挑んでください。

・くりさん
 一番遠路ながら皆勤賞おめでとうございます。

・マサトさん
 また戦ってください。

・餌係さん
 今度こそたこ焼きリベンジ!!

・緑㌃さん&Mさん
 日帰りで慌しく、でもお付き合いありがとう!

・てとさん
 そろそろ負けてあげてください!


以上、新年会でもやろうかと思ったけど、忙しさも相まって計画する暇ないわ…
またテケトーに集まりませう!!
by argon-l | 2008-01-04 09:52 | 特集!

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


by argon-l