ウミベイワバトカゲ
2009年 03月 24日

海辺で岩場なトカゲ、ウミベイワバトカゲです。(笑)
なんかもう、『名前だけ聞くと海辺にいるのか、岩場にいるのかどっち?』って感じですが、
海岸から標高1700mの山にまで生息するってことで、海辺で岩場のところにというよりは、
海辺にも岩場にもいるトカゲってことなのですね。
乾燥した場所を好むらしいので、海辺にいるって言うとなんとなく不思議な感覚を覚えます。
メキシコの西部に位置するバハカリフォルニア半島というところに生息しているトカゲで、
食性は雑食性、昆虫や小動物・植物の葉などを食べて暮らしています。
体長は25~40cm程度にまで成長するそうです。
実のところあまり詳しい情報がないので確かなところではないのですが、
日本にもペット用として輸入がありバハブルーロックリザードと呼ばれているようです。
最初に、海辺にも岩場にもいる…と紹介しましたが、どうも2亜種に分けられるようで、
バハカリフォルニア半島の南端部に生息する個体と、
中部から北部に生息する個体とで違いがあり、海辺で生活しているのは後者で、
前者は明らかに海岸から離れたところで生活しているんだそうですよ。
なのでそのうち明確に種が分けられるかもしれませんね。
自然下での個体は頭部が大変真っ青になりすんごく美しいトカゲと言われていて、
またメスは産卵期に入ると体色がオレンジ色に染まるんだそうで、いずれにしても視覚的に楽しい種です。