タカハヤ
2009年 03月 25日
静岡県、富山県より西に分布するタカハヤという魚で、川の中・上流の冷たい水に住んでいます。
最近では関東地域でも見られることがあるようで、何らかの形で移入してしまったんでしょうかね?
コイ科の魚としてはもっとも上流に生息する魚で、体長も10cm程度にしか成長しない小さな魚です。
アブラメと呼ばれることもあり、鱗がきめ細かくぬるぬるしていることからそう呼ばれるんでしょうね。
小さい、ぬめりが多いということからか、あまり食用とされることはなく、
実際食べても賛否両論といったところのようですが、いわゆるコイ独特の泥臭さというものはないようです。
展示ではよく大量に水槽に入れられているので、群れ群れしていて「おしくらまんじゅう」のように押し合いへし合いする姿は愛らしいものです。
by argon-l
| 2009-03-25 07:34
| 水道記念館