ビリンゴ
2009年 04月 12日
なんだか名前がいいですねぇ。「美林檎?」みたいな。(笑)
というわけで今日はビリンゴです。
で、まあ何でこんな名前をしているのかはわかりませんが、ハゼの仲間です。
ちょうど今季節感のある魚といってもいいのか、春先にはアナジャコの巣穴を利用して産卵を行います。
産卵すると孵化するまで卵を守る性質を持っているのですが、
ちゃっかりアナジャコの巣穴を利用しているわけで、アナジャコたちは追いやられてしまうんだろうかねぇ?
また、産卵期にはメスが婚姻色を出すんだそうで、水陸ともに幾多といる生き物たちはオスが婚姻色を出したり、
美しい様相を見せてくれるものですが、メスがこうして婚姻色を出すのは珍しいなぁ~っと感じます。
ちなみにオスは尾鰭以外の鰭が黒っぽく染まるんだそうです。
いろんなビリンゴの写真を見てみたのですが、ビリンゴってけっこう透明感のある魚で綺麗なんですよー。
この個体はちょっと黒っぽい色をしているので、オスのビリンゴなのかなぁ?
じゃ、今日のお題はビリンゴでダジャレ大会~♪
by argon-l
| 2009-04-12 03:51
| 和歌山自然博物館