タコヒトデ
2009年 06月 19日

もう見るからにタコそっくり?
タコヒトデです。
まあ、タコにしては腕が多すぎますがぁ。(笑)
ヒトデというと、一般的な印象って5本腕の星型というのが定番的なものですが、
このタコヒトデはなんと30本以上もの腕を持っています。
ヒトデの仲間たちには分裂をする中、8本前後の腕を持つヤツデヒトデのような種もいますが、
こうした中で日本沿岸に生息するヒトデの中では最も腕の数が多いんだそうです。
直径40cm以上にも成長するとても大きなヒトデ。
身体もでかけりゃ食う量も半端じゃないということで、ウニ・アサリ・ハマグリなどをバカスカ食うそうです。
そのため漁師さんたちにとっては深刻な悩みの種なんだとか。
タコヒトデの腕は大変千切れやすく簡単にぽろぽろと崩れ落ちてしまうんだそうです。
一般的にヒトデと言えば硬い骨格に覆われており、筋肉も発達していないことから動きが遅く、
獲物は貝類中心に捕食活動を行っているわけですが、
タコヒトデは硬い骨格を持たず素早く腕を動かすことで魚を狙ったりするのではないかと言われています。
・・・でも、そんなに千切れやすい腕で魚を捕まえられるの?
by argon-l
| 2009-06-19 08:05
| マリンワールド海の中道