ヒメツバメウオ
2009年 10月 04日
ツバメウオって魚がいますが、一方こちらはヒメツバメウオといいます。
ツバメウオは日本近海に広く分布しておりますが、ヒメツバメウオは宮古島よりも南に分布し、随分暖かい海を好む魚です。
湾内にいることが多いのですが、時には河川にもやってくることがあり、ツバメウオとは性質がかなり異なりますね。
それもそのはず!
ツバメウオとヒメツバメウオ、名前こそそっくりですし、顔も見ようによってはどことなく似ている気がします。
ですが、分類的には別科別属の魚でして紛らわしい魚なのであります。
ツバメウオは体長1m程度にまで成長しますが、ヒメツバメウオは15cm程度。
見た目はツバメウオに似ているし、とても小さいから「ヒメ」とつけられたのでしょうか。
もしくは、もともとは同科同属の魚として考えられていたのかもしれませんね。
自然界では大きな群れを作って生活していて、水族館でも群れ群れしているところをよく見かけます。
小さいな魚ですし、尾鰭の黄色っぽい色合いが綺麗ですし、視覚的に楽しい群れを作ってくれます。
まあ、でもあまり動かない魚って印象が強いので、もうちょっと動いてくれればねぇ。(笑)