アオギス

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今や幻となってしまった? アオギスです。
初夏の頃になるとスーパーなどではキスをよく見かけるようになります。
天ぷらとか塩焼き、干物など、キスを好む方も多いのではないでしょうか。
それら見かけられるキスはほとんどがシロギスです。
シロギスは日本ほぼ全国的に獲れるということもあって、栄養も豊富で味も良いため大変珍重される食材の1つでもありますね。

一方、このアオギスですが、東京湾を北限に九州にかけて分布しておりました。
かつては大きな川に干潟があれば必ず生息していたと言われています。
しかし開発が進み環境汚染や干潟の消失などが原因となり、今や数箇所の地域でしか目撃確認がされておりません。
とてもとても貴重な種となってしまいました。

キス釣りは人気の釣りの一種ですが、かつてはアオギス・シロギスどちらも人気の高いジャンルでした。
アオギスはシロギスよりも味が劣ると言われる一方でシロギスよりも身体が大きいため強い引きが楽しめる他、
アオギスはとても警戒心が強く、シロギスとはまた違った手法での釣りが楽しめます。
かつては東京湾でも時期になるとアオギス目当ての人で賑わったと言われますが、
今では十数年アオギスの存在は確認されていないそうです。

こうして日々魚のことを取り上げていると、種の減少は珍しい話ではないのですが、
やはり途絶えていく話を知るのは寂しいものです。
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by argon-l | 2009-10-11 06:33 | 葛西臨海公園

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


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