コバンザメ

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小判を持ったサメ?
いえいえ、サメと名乗っておりますが、サメじゃないんです~。
なんというか、「スギに小判を付けたら私になる?」そんな感じの魚、コバンザメでございます。
って、みなさん一度は耳にしたことのある魚ですよねぇ~。
ご存知のようにサメをはじめとした大型のサメにくっついて生活している魚ですね。
名前の由来となっている「小判」は頭部に第一背鰭が吸盤上に変形していて、それが小判の形をしているからです。
猫に小判なんて言葉がありますが、サメたちはこの小判をどう思っているのでしょう?(笑)
ただ、見かけ上は常に吸着しているかのように見えますが、実のところ近くで泳いでいるだけで方向転換をするときだけ吸着するのがほとんどらしいです。
また、吸着して寄生虫を食べることもあるそうで、吸盤はそういったときに役立てられているそうですね。
常にくっついているんだと思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、吸着するのではなく肛門に入り込むことすら時にはあるんだそうですよ。

コバンザメはこうした大型の魚に吸着するという習性を持っていることから、時に漁に役立つこともあります。
海外ではウミガメ漁を行うところもありますが、ウミガメの近くでコバンザメを放つと真っ先にウミガメのお腹に吸着するため、
コバンザメを繋いだロープを引っ張ればウミガメが捕獲できるそうで、漁のスタイルとしては上手いこと考えたなぁ~っと感心する話でした。
日本でも類似の漁法を用いることがあるんだそうで、コバンザメは侮れないな!っと大変見直しました!!

また、コバンザメは知る人ぞ知る美味しい魚だそうで、漁師さんや産地では食用として食べられています。
小判の部分は漢方としても用いられるそうで、漁で、食用で、薬で、とにかく大活躍の魚ですね。
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by argon-l | 2009-10-16 06:25 | 志摩マリンランド

各地の水族館で撮った魚たちの写真を紹介♪


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