ザラクビオオトカゲ
2009年 12月 10日
鋭い鼻先のトカゲ、ザラクビオオトカゲです。
「猛禽の嘴のような」と紹介されておりましたが、なるほど、肉でも易々と引き裂いてしまいそうな立派なもんを持ってますね!
っと、そんな印象付けをしておいて何ですが、食性は昆虫や節足動物、小型哺乳類が中心です。
幼体の頃は暗色の帯に明瞭な黄色いスポットが散らばっていてなかなか綺麗なもんです。
首に着目するとなにやらゴツゴツとした鱗をしていますが、これがザラクビの由来となっているようで、
このゴツゴツ感が異様に迫力を持たせているように感じます。
分布域はタイ南部、ミャンマー、マレー半島などが主な地域だそうです。
樹上生活を好むようですが、けっこう活発に地上で活動しています。
危険を感じると瞬く間に樹上へ逃げ込むそうで、木登りにはよほど自信があるようですね。(笑)
尾部が身体の半分くらいを占めるとは言え、体長は1.5mにまで成長するというから、これまた大きなトカゲであります。
順応性が高くかなり慣れてくれるとのことで、ちょくちょく輸入があり根強い人気種のようですね。